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鮭のいろいろ な情報を今回は共有したいと思います。
前回の記事で、神の魚と言われる所以をご紹介しました。
太古から食されてきた鮭ですが、その鮭の生態や歴史を掘り下げていきましょう!
鮭のいろいろ 〜鮭の生態〜
サケ科の魚類は世界で11属あるといわれています。
シロザケをはじめととする一般的な『サケ属』の中にもカラフトマス、ベニザケ、サクラマスなど
たくさんの種類があり、旬の時期や成熟までの期間、身の味わいにも違いがあります。
サケ科の魚類の特徴は、背びれの後ろに小さな『あぶらびれ』と呼ばれる共通のひれをもっていること。
あぶらひれは退化したひれのため泳ぐ時には使われません。
鮭のオスとメスは小さな時は見た目では分かりませんが、川から海に出て、大人になってまた生まれた川へ戻ってくる頃になると外見にも特徴が現れるようになります。
川を遡上した後、メスが産卵を行ったところに、ペアのオスが放精を行いますが、ペアに恵まれなかったオスの中にはメスの婚姻色に体を似せて、割り込もうとするものもいます。
また、産卵場所に他のメスがやってきた場合、威嚇する意味でメスがオスの模様になったりと珍しい特技も持っています。
鮭のいろいろ 〜鮭は魚の王様〜
『魚の王様』と聞いてどんな魚をイメージしますか?
作家の渡辺淳一氏は『これを食べなきゃ わたしの食物史』という著書で、鮭を魚の王様と位置付けています。
その理由には『姿の見事さ』、『身が美味しく、捨てるところがない』『生態がミステリアスである』ことを挙げています。
鮭の使用法は中世から楚割(そわり=塩引き)、氷頭(ひず)背腸(せわた)、乾鮭(からさけ)、内子(こごもり)、鮭脂、生塩鮭がありました。
重要な神祭には欠かせない食材で、宮中の行事食のほか、役人や公家の給与などにも利用されたようです。
これら宮中で使われる鮭は、年間1万隻以上(現在の1万尾)だったとか。
給与としても使われていた鮭。
やはり『魚の王様』ですね!
鮭は日本で最も食べられてる魚
これは『日本で最も食べられている魚=鮭』ということです。一世帯あたりの品目別購入頻度の調査によると、長年に渡り『鮭』が堂々の1位!!
国によっては海産魚は食べずに、淡水魚を食べたりそれぞれの食文化はとても興味深いのです。
鮭は昔も今も日本人とは切っても切り離せない魚ですね!
最もよく購入する魚類(鮮魚)を見てみましょう!
第1位 鮭
第2位 マグロ
第3位 イカ
第4位 エビ
第5位 ブリ
※平成21年 総務省統計局家計調査より
数字でも国民食であることがわかりますね!
鮭の生態や、雑学をご紹介しましたがいかがでしたか?
これから数回に分けてこのように鮭の歴史や、生態、雑学などを共有していきたいと思います!
それではまた!!
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