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OEM入門編パッケージ について本日は記事を書こうと思います。
商品を造る上で パッケージ はとても重要な役割を果たします。
製造や商品管理をしていく上でもとても重要な要素になるので、今回は製造する際のパッケージについてご紹介します。
OEM入門編ロットという記事も併せて読んでいただくとわかりやすくなると思いますのでぜひご一読を!
パッケージ は 資材のうちの一つ
OEMや製造の現場では商品を構成するパッケージなどのことを『資材』と呼びます。
コンビニで売ってるグミのパッケージはアルミパウチ。
資生堂 が販売しているコラーゲンドリンクを包装している箱のことを化粧箱と呼んだりします。
その他では、上述している資生堂のコラーゲンドリンクを充填する瓶や、大瓶。
キシリトールガム などの包装しているのはプラボトル。
瓶やプラボトルに巻いてあるシールをラベル。
また商品単品を製造後に倉庫に送るために梱包する際に使用する段ボールのことを、カートンや段ボールケース、外装などと呼び、これらを資材と呼びます。
そのほかにもありますが、キリがなくなってしまうのでこのあたりにしておきますね。
資材費も原価に大きく影響する
資材も大きく原価に影響してきます。
まず一つ目は製造ロットと同じように資材にもロットが存在します。
そのロットによってコストが大きく変わってきます。
同じように大きくなれば資材コストも安く抑えられます。
ただ、コストを意識するあまりにロットを大きくすると在庫が増えてしまうので販売計画に沿って適切なロットを選択し資材を作ることがとても大事です。
新製品でどのぐらい売れるかわからないといった場合は、利益優先というよりはテストマーケティングの意味合いが強いと思うので資材は最小限にして不良在庫が残らないことを意識されると良いと思います。
印刷アルミパウチや瓶はロットが大きくなる
紙系資材である、ラベルや化粧箱はロットの融通がきかせやすいのですが、グミやサプリメントなどで使用されているアルミパウチや印刷やカラーの瓶、プラボトルなんかはロットが大きくなってしまいます。
使用する原料の材質や製造工程によりこれらはロットが大きくなってしまうので販売計画に沿って検討してください。
小ロットご希望の方ですと製造ロットよりも大きくなってしまう可能性がかなり高いです。
デザインは拘ったほうが良いかと思いますが、資材にこだわりすぎるとリスクが結構高くなります。
発売当初はマーケティングや販売に力を入れて安定的に商品が売れたり、製造数量が増えた時に検討する方が賢明です。
その際にちょっとしたリニューアルをしたりするのも良いのではないかと思います。
適切な資材ロットを!
重ねてのお伝えになりますが、製造ロットと同様に資材ロットも適切な数量にすることをお勧めします。
商品が売れることが社会に価値を伝えることになりますので、販売やマーケティングに力やコストをかける方が後々メリットが出てきます!
適切な製造ロットと資材ロットで売れる商品企画をしましょう!
それではまた!
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